看護師として転職を考えたとき、真っ先にぶつかる壁のひとつが「履歴書の書き方がわからない」という問題です。「手書きとPCどちらがいい?」「志望動機はどう書けば採用される?」「転職回数が多いけど正直に書いて大丈夫?」──そんな疑問を抱えている看護師さんはとても多いです。
この記事では、看護師転職に特化した履歴書の書き方を項目ごとに徹底解説します。採用担当者に好印象を与えるポイント、NG例、転職回数が多い・ブランクがある場合の対処法まで網羅しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

私も初めて転職したとき、履歴書の書き方で悩みまくりました…!この記事を読んでおけばよかったと思うくらい詳しく解説してますよ🙌
この記事で分かること
看護師の履歴書:基本マナーと全体の注意点

履歴書を書く前に、基本的なマナーと注意点を押さえておきましょう。細かいことのようで、採用担当者は意外とこういった「基本」を見ています。
手書きとPC(パソコン)どちらがいい?
一般的な就職活動では「手書きの方が誠意が伝わる」とされることもありますが、看護師転職においてはPCで作成したものでも問題ありません。むしろ、読みやすく整ったPCの履歴書の方が採用担当者に好印象を与えることも多いです。
ただし、手書きで提出する場合は以下の点に注意してください。
- 黒のボールペンまたは万年筆を使用する
- 修正液・修正テープは絶対に使わない(書き間違えたら最初から書き直す)
- 丁寧な楷書で読みやすく書く
- 空白欄は「−」を記入して空欄のままにしない
使用する履歴書の種類
市販の履歴書にはさまざまな種類がありますが、看護師転職にはJIS規格(A3)または厚生労働省推奨様式が一般的です。病院によっては独自の様式を指定してくることもあるため、応募先の採用ページや求人票を事前に確認しておきましょう。

転職エージェントを使えば、履歴書テンプレートをもらえるケースも多いですよ。書き方のアドバイスもしてもらえるので、初めての転職でも安心です!
提出前のチェックリスト
書き終わった後は、提出前に必ず以下の項目を確認しましょう。
- 誤字・脱字・変換ミスがないか
- 日付・住所・電話番号・メールアドレスが正確か
- 学歴・職歴の年号が統一されているか(西暦か和暦かを統一)
- 空欄が残っていないか
- 証明写真は3ヶ月以内に撮影したものか
- 捺印(スタンプ)は必要か確認したか
各項目の書き方を徹底解説(学歴・職歴・資格)

ここでは履歴書の各項目について、看護師特有のポイントも含めて具体的に解説します。
①学歴の書き方
学歴は中学校卒業から書き始めるのが一般的です。「入学」と「卒業(または修了)」をセットで記載し、年号は西暦か和暦のどちらかに統一します。
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2016 | 3 | ○○県立○○高等学校 普通科 卒業 |
| 2016 | 4 | ○○看護専門学校 入学 |
| 2019 | 3 | ○○看護専門学校 卒業 |
看護大学・短大・専門学校など、卒業した看護師養成機関は正式名称をフルで記入してください。略称(「看護専門」など)はNGです。
②職歴の書き方
職歴は入職と退職をセットで時系列に書きます。病院・クリニックの正式名称と、配属された診療科・病棟も記載するのが看護師転職の基本です。
| 年 | 月 | 職歴 |
|---|---|---|
| 2019 | 4 | 医療法人○○会 ○○病院 入職(内科・外科混合病棟配属) |
| 2022 | 3 | 医療法人○○会 ○○病院 退職 |
| 2022 | 4 | 社会医療法人○○ ○○クリニック 入職(外来・点滴室担当) |
| 2025 | 3 | 社会医療法人○○ ○○クリニック 退職 |
| 以上 |
転職経験がある場合は、全ての職場を漏れなく記載します。最後の行には必ず「以上」と書くのがマナーです。また、在職中の場合は「現在に至る」と記載しましょう。

病院の正式名称を調べるのが意外と大変なんですよね。健康保険証や給与明細に書いてある法人名を参考にするといいですよ!
③資格・免許の書き方
資格・免許欄には、看護師免許を最初に記載し、その後に保有する資格を取得順に書きます。
- 看護師免許(正式名称:看護師免許証)
- 認定看護師・専門看護師の資格
- 保健師・助産師免許
- BLS・ACLSプロバイダー資格
- 普通自動車第一種運転免許(訪問看護などで必要な場合)
資格名は正式名称で記載し、取得年月も忘れずに書きましょう。勉強中の資格は「取得に向け勉強中」と書いても構いませんが、確実性が低い場合はあえて書かない方が無難です。
志望動機の書き方|採用される書き方とNG例

志望動機は、履歴書の中でも採用担当者が最も注目する項目のひとつです。「なぜこの病院・施設を選んだのか」「何を実現したいのか」が伝わる内容を書きましょう。
採用される志望動機の3つのポイント
- 応募先を選んだ具体的な理由を書く(「地域密着型の医療に貢献したい」など)
- 自分のスキルや経験との接点を示す(「ICUでの経験を活かして急性期に貢献したい」など)
- 入職後に何をしたいかを述べる(「認定看護師の資格取得を目指したい」など)
志望動機の例文(クリニック転職の場合)
志望動機の例文
急性期病棟での5年間の経験を通じて、患者さんの「治療後の生活」に継続的に関わりたいという想いが強くなりました。貴院は地域の患者さんに寄り添った外来診療を大切にされており、また在宅療養への移行支援にも力を入れていると伺っています。これまでの病棟経験を活かしながら、患者さんの生活に根ざした医療を提供できる場所で働きたいと考え、応募いたしました。
NG例と改善ポイント
| NG例 | 改善のポイント |
|---|---|
| 「家から近いから」 | 「通勤のしやすさ」ではなく「その病院を選んだ理由」を書く |
| 「給与が良いから」 | 待遇は大事ですが、志望動機には書かない(面接で確認する) |
| 「前の病院の人間関係が辛かったから」 | 「新しい環境で成長したい」など、前向きな表現に変換する |
| 「なんでも経験できそうだから」 | 具体的にどんなスキルを伸ばしたいか明記する |

志望動機は「病院の理念・特色」と「自分のキャリア目標」をリンクさせると説得力が格段に上がりますよ!
自己PRの書き方

自己PRは「自分がどんな看護師か」「何が強みか」を伝えるセクションです。抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードや数字を交えて書くと説得力が増します。
自己PRのフレームワーク
- 強みを一言で述べる(例:「私の強みは患者さんへの傾聴力です」)
- 具体的な経験・エピソードで裏付ける(例:「病棟での経験を通じて…」)
- 入職後にどう活かすか述べる(例:「貴院でもこの強みを…」)
自己PRの例文
自己PRの例文
私の強みは「観察力と迅速な判断力」です。ICUでの3年間の勤務を通じて、患者さんのわずかな変化(バイタルサインの変動・顔色・発語の変化など)を素早くキャッチし、医師への報告・適切な対応を行う経験を積んできました。特にセプシスの早期発見に貢献した事例では、チームから評価をいただきました。今後は急性期の現場でさらに経験を積みながら、後輩看護師の教育にも携わっていきたいと考えています。

「強みを書いて」と言われると困る方も多いですよね。でも「なぜ今の職場を辞めたいか」を裏返すと、自分の強みが見えてくることも多いんですよ!
転職回数が多い・ブランクがある場合の書き方

転職回数が多かったり、出産・育児・病気などでブランク期間がある場合、履歴書にどう書けばいいか悩む方は多いです。でも、正直に書いた上で補足説明をすることが一番大切です。
ブランクがある場合
職歴欄の空白期間については、正直に理由を書くか、本人希望欄か志望動機欄で補足するのが基本的な対応です。
| ブランクの理由 | 書き方の例 |
|---|---|
| 育児のため | 「2020年4月〜2022年3月 育児に専念(育児休業中)」 |
| 自身の療養・病気 | 「2021年1月〜2021年12月 療養のため休職」 |
| 家族の介護 | 「2020年6月〜2021年6月 家族の介護のため休職」 |
| 復職のための勉強 | 「2022年1月〜2022年3月 復職準備・勉強期間」 |
ブランク後に看護師として働く意欲があること・復帰に向けて準備をしたことを志望動機や自己PRで前向きに伝えることが大切です。
転職回数が多い場合
看護師の転職は業界的に珍しくはありませんが、転職回数が多い場合(3回以上など)は採用担当者が「またすぐ辞めるかも」と心配することもあります。以下のポイントを押さえましょう。
- 各職場を退職した理由を正直かつ前向きに(「スキルアップのため」など)
- 一貫したキャリアの方向性を示す(例:「急性期から地域医療へ段階的にシフト」)
- 応募先での長期定着意欲を志望動機で伝える

転職回数が多くても、それぞれの職場で得たスキルや経験を具体的に語れれば、むしろ「経験豊富な看護師」として評価されることもありますよ!
転職エージェントを使えば履歴書作成をサポートしてもらえる

看護師転職では、転職エージェントを活用することで履歴書作成のサポートを受けられることが大きなメリットです。
転職エージェントの履歴書サポート内容
- 応募先に合わせた履歴書テンプレートの提供
- 志望動機・自己PRの添削・アドバイス
- ブランクや転職回数が多い場合の表現方法の提案
- 証明写真の撮影場所・服装のアドバイス
- 職務経歴書との整合性チェック
特にナース専科・レバウェル看護などの看護師特化型エージェントは、看護師転職のノウハウが豊富で多くの看護師が活用しています。利用は完全無料なので、まず相談だけでもしてみることをおすすめします。

私が転職した時もエージェントに履歴書を添削してもらいました。自分では気づけなかった表現の問題点を指摘してもらえて、すごく助かりましたよ!
よくある質問(Q&A)

Q:証明写真はどんな服装で撮ればいい?
A:看護師の転職ではスーツまたはナース服・白衣での撮影が一般的です。清潔感があり、明るい印象を与える服装を選びましょう。背景は白またはグレーが無難です。
Q:履歴書に「現在に至る」はいつ使う?
A:現在も在職中の場合、職歴欄の最後に「現在に至る」と記載します。すでに退職している場合は「退職」と書いてください。
Q:パート・アルバイト経験は職歴に書く?
A:看護師としてのアルバイト(病院や施設での夜勤専従など)は書いた方が経験アピールになります。一般的なアルバイト(コンビニ、飲食店など)は書かなくても問題ありません。
Q:履歴書と職務経歴書の違いは?
A:履歴書は氏名・学歴・職歴・資格など「基本情報を証明する書類」です。職務経歴書は職務内容・スキル・実績を詳しく説明する書類で、看護師転職では両方の提出を求める求人も増えています。
Q:看護師の転職は履歴書だけで採用される?
A:書類選考を通過するための第一歩が履歴書ですが、最終的には面接での印象が採用に大きく影響します。履歴書はあくまで「面接に進むためのパスポート」と考えて、丁寧に作成しましょう。

Q&Aを読んでいると、細かいところで迷いがちなんだとわかりますね。転職エージェントを使えば、こういった疑問も一気に解消できますよ!
まとめ:看護師の履歴書は「正確さ」と「具体性」が命

看護師の履歴書で大切なのは、正確な情報を正直に、かつ具体性を持って書くことです。ポイントをまとめます。
- 手書き・PCどちらでも可。修正は不可、書き直しが基本
- 学歴・職歴は正式名称で時系列に記載する
- 志望動機は「なぜここか」「何をしたいか」を具体的に
- 自己PRは強み+具体的エピソード+入職後のビジョンで
- ブランクや転職回数が多い場合は正直に書いた上で前向きに補足
- 転職エージェントを活用すれば履歴書の添削・サポートが無料で受けられる
履歴書は「採用担当者への第一印象」です。丁寧に、そして自分らしさが伝わる内容で仕上げてください。転職活動がうまくいくよう応援しています!

一人で悩まず、転職エージェントに相談するのが一番の近道ですよ。無料で使えますし、プロのアドバイスは本当に心強いです!